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Vol. 3 製薬企業のMR(医薬情報担当者)をめざす皆さんへ
2009.04.21
皆さんもご存知の通り、MRの役割は医薬品が患者さんにとって適正に使用されるための情報活動を通じ、医薬品を普及することにあります。
企業を代表して医療機関を訪問し、さまざまな活動をしていきますが、その為に身につけなければいけない基本的な要件は、マナーはもちろんのこと、該当医薬品についての知識の習得、周辺知識の情報習得にあります。
当該製品の基礎知識の習得については、企業が一定期間の研修によって、習得させてくれるでしょう。
しかし、今、製薬企業が行っている教育のあり方にも新しい変革が出てきているのです。
「教育:教え育てる」から「補育:補い育てる」への変換なのです。
長くMR教育に携わった私の経験からも、手をとり、懇切丁寧に解るまで教えていくから、「基本的事項を教え、MR自身が学び広げていく」教育に変わってきているのです。
その為、当然MRに求められる資質の中にも「自分自身で学習することへの熱い情熱を持っている」ことが不可欠になってきているのです。
「自己学習」この簡単なような行動は、高いモチベーションを持ち、継続して実施していくことが重要であり、これは普段から自覚し、見につけなければなかなか、企業に入ってから身につけようと思っても身につかないものなのです。
MRをめざすなら、今!強く志、実施していくことです。
製薬企業が求めているMRはまさに、「自己学習のできるMR」なのです。
医薬情報担当者教育センターが「新しい時代に求められるMR像―信頼されるMRをめざして」の中にも自己学習の重要性を述べています。
私たちは、MRを目指す皆さんをバックアップし、目標を達成されるよう強く願っております。そのためのカリキュラムを考え実施していきます。
長年製薬企業で教育に携わった経験から得たMRに必要な資質を皆さんが身につけられますよう情熱を持って実施していきます。
そして、皆さんが志した「MRになるぞ!」の意を実現できますよう応援いたします。
さあ!MRをめざし、基本的知識の習得に向け自己学習をスタートしましょう。
能力・キャリア開発事業部
シニアアドバイザー
松本 義雄



